【全国高校ラグビー】桐一初戦突破ならず 仙台育英に完敗
第101回全国高校ラグビー大会が27日午前、大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開幕した。2大会ぶり3回目出場の桐生第一(群馬)は第3グラウンドの第1試合で初戦に臨み、26大会連続28回目出場の仙台育英(宮城)に3―62(前半3―19)で敗れた。ペナルティーゴール(PG)で先制した桐一は何度も好機をつくったが、パワーとスピードに勝る仙台育英の圧力を受けノートライで完敗した。
桐一は前半1分、相手反則で得たPGをSO鈴木成昌(2年)が決めて3点を先制。ロックの伊豆純主将(3年)の力強い突進などで何度も相手陣深くに攻め込んだものの、相手の好守もあってトライには至らなかった。
同12分には仙台育英に攻め込まれてゴールラインを割られたが、桐一は懸命の防御でグラウンディングさせず。同13分に俊足の相手WTBに走られて逆転トライを許したものの、同20分すぎまで一進一退の攻防を繰り広げた。
しかし同25分に好機を迎えた桐一のパスをカットしてトライしたのをはじめ、仙台育英が3連続トライ。後半も仙台育英が強力なスクラムとグラウンドを広く使ったスピード豊かな攻撃で6トライを重ねて突き放した。
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