【高校ラグビー】桐生第一、12日に関東新人大会
前橋市の敷島公園サッカー・ラグビー場(アースケア敷島サッカー・ラグビー場)で1月29日に行われたラグビー県高校新人大会決勝で農大二を破り初優勝した桐生第一は、準優勝の農大二とともに、12日に埼玉県熊谷市で開幕する関東新人大会に臨む。
昨年末の花園を経験した選手が半数を占める桐生第一の新チームが、関東大会に向けて優勝で弾みをつけた。藤生康太郎主将(2年)は「(昨年の)花園初戦負けの悔しさから、去年を超えるのが今年の目標」と語る。
今大会の桐生第一のテーマの一つは攻撃における“ゲインライン・バトル”、“テイク・スペース”。攻防の最前線となる「ゲインラインでの勝負と、スペースにボールを運んで展開」(藤生主将)し、敵陣を攻めるため、組織的な動きが求められる。
【写真】県大会優勝の桐生第一ラグビー部
藤生主将は「(相手の)レベルが上がるほど自分たちのラグビーができなくなる」とし、「決勝はきつくなって、体力面も問題になった」と話した。後半終盤に相手に与えたトライについて、「余計な失点。スタミナ切れで戻りが遅くなった」ことを原因に挙げた。
■自分たちのラグビーを
関東大会をどう戦うか。霜村誠一監督は「(目標成績などは)チームのベストな試合を見なければ判断できないこと。まずは自分たちのラグビーを我慢してやり続けること」と話した。
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