新園舎完成で式典挙行―桐生・ひかりのこども園
桐生市東四丁目のひかりこども園(箱守陽子園長)でこのほど、新園舎の完成式典が行われた。
新園舎は遊園地に行く時のように「ワクワクしながら登園してほしい」という願いを込め、子どもたちの保育環境を充実させるさまざまな空間設計を施しているという。この日は感染症対策にと中央玄関の階段とウッドデッキをステージとし、来場者は園庭の席に座る「屋外ステージ」で実施した。
同園では0歳児から英語教育を導入しており、冒頭のあいさつで箱守園長は関係者らへの感謝の気持ちと新園舎での保育・教育への思いを英語でスピーチ。その後、来賓や工事関係者らとテープカットを行った。
合わせて開かれたクリスマスパーティーでは、声楽やヒップホップダンス、バレエ、ピアノなど、同園で指導する講師陣が次々と祝演を披露。英語プログラム第1期生だった斉藤侑那さん(樹徳中2年)の英語スピーチや山邊優斗さん(群大共同教育学部、音楽専攻)のトロンボーン演奏など卒園児による演目も。児童代表として参加したイーグル組の5歳児20人は歌や園生活のルールを英語で披露、最後にはこの春からプログラムに取り入れた見事なチアリーディングで会場を盛り上げた。
箱守園長は「組体操などを通してお互いを気づかう気持ちや仲間意識の育成に役立っている」と子どもたちの成長を見守っていた。