いよいよラストスパート! 公立中高一貫校の入試概要と倍率のまとめ
県内の公立中高一貫校(中央中等・四ツ葉学園・太田中)の入試まであと2週間にせまった。来週末には今年度の倍率が発表され、受検する小学6年生は追い込みの時期だ。
昨年度は3校とも若干倍率が下がったが、その原因について前橋市内の塾関係者は「通学区域が広域にまたがる公立中高一貫校は電車通学している子も少なくなく、昨年はコロナの影響で電車通学を心配する保護者もいました。それが全体的な倍率を押し下げた原因かもしれません」と分析する。とはいえ、高校入試がなく、6年間トータルで編成された特色あるカリキュラムで人気を集めてきた公立一貫校は、大学入試の実績も相まって、依然高い人気を集めている。
みんなの学校新聞編集局では3校の入試概要と過去の倍率をまとめてみた。
【志願してほしい児童像】
〇 「地球市民としての日本人」の育成を目指す本校の特色を理解し、高い志を持って、生活や諸活動に意欲的に取り組める児童
〇 他者を思いやり、協力して諸活動に取り組むことができるとともに、世界の文化等に興味を持って、社会に貢献しようとする児童
120名(男60名 女60名)
検査日=1月22日(土) 合格発表=1月31日(月) ※感染症罹患による追検査=2月5日(土)詳細
調査書と適性検査Ⅰ・Ⅱ、面接の結果を総合して、能力・適性等を判定して選抜を行う。調査書:適性Ⅰ:適性Ⅱ:面接=3:3:2:2
赤:女子 青:男子
未来に、そして世界にはばたく高い知性と豊かな道徳性をもつ教養人の育成
その実現のために「自律」「自学」「共同」「共生」の4つの教育目標を掲げている。
120名(男60名 女60名)
検査日=1月22日(土) 合格発表=1月31日(月) ※感染症罹患による追検査=2月5日(土)詳細
調査書と適性検査Ⅰ・パーソナルプレゼンテーション(事前課題・当日課題)の結果を総合して、能力・適性等を判定して選抜を行う。調査書:適性Ⅰ:PP=4:4:2
赤:女子 青:男子
自ら未来を拓く生徒を育てる教育
102名(男51名 女51名)※本年度から男女別枠に変更
検査日=1月22日(土) 合格発表=1月31日(月) ※感染症罹患による追検査=2月5日(土)詳細
調査書と適性検査Ⅰ・作文・面接の結果を総合して、能力・適性等を判定して選抜を行う。調査書:適性Ⅰ:作文:面接=4:2:2:2
※本年度から男女別枠に変更。グラフは男女同枠で合計した倍率です。
(編集部=峯岸武司)