桐一、10トライで決勝進出 県高校ラグビー新人大会
高校ラグビーの群馬県新人大会は22日、前橋市の敷島公園サッカー・ラグビー場(アースケア敷島サッカー・ラグビー場)で準決勝2試合(無観客)を行い、桐生第一は53―0で太田を破り決勝へ進出し、来月の関東大会への出場権を獲得した。決勝は29日に同会場で農大二と対戦する。
後半に3トライを決めた桐生第一のFW高山双(左、敷島公園サッカー・ラグビー場で)
新型コロナウイルス禍で2年ぶりの開催となった新人戦。桐生第一が無傷の10トライで快勝した。開始1分でFWナモア・ファタフェヒ(2年)が先制トライ。TB廣建進(同)の連続トライなど26―0で前半を折り返す。失点の危機をしのぎながらも攻撃の手を緩めず、後半はFW高山双(同)のハットトリックなどでさらにリードを広げた。
桐生第一の藤生康太郎主将(同)は「新チームとなってまだ間もなく、ディフェンスでも改善できる点がまだまだある。攻撃はスペースにボールを運ぶことをチームで意識し、そこそこ達成できた」とし、決勝は「ディフェンスで勝って、アタックはきょうの意識で」と話した。