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桐一、青森山田に勝つ サッカープレミアリーグ、昨季全国制覇の強豪に2―1

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桐一、青森山田に勝つ サッカープレミアリーグ、昨季全国制覇の強豪に2―1

スポーツ

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.05.24 
tags:サッカー, プレミアリーグ, 桐生第一, 青森山田

【プレミアリーグ第8節・桐生第一高―青森山田高】前半26分、先制のPKを決める桐一のMF岡村葵(太田市運動公園陸上競技場で)

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 サッカーの高校生年代の最高峰リーグ「高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ」は21、22日に各地で第8節が行われた。今年度、同リーグに初挑戦する桐生第一は22日、太田市運動公園陸上競技場で、昨年、同リーグ東地区と全国高校総体、全国選手権を制覇した強豪・青森山田と対戦。試合終了間際、ミッドフィールダー(MF)岡村葵(3年)のゴールで2―1と勝ち越し、初勝利を挙げた。


 試合開始直後から、フォワード(FW)の松島颯汰(2年)、MF小野剛史(同)を中心に積極的に攻撃を仕掛け、押し気味に試合を進めていた桐一は前半26分、ゴール前の競り合いからPKを獲得すると、岡村がしっかり決めて先制。


 その後、青森山田に押し返されるも、ゴールキーパー(GK)清水天斗(3年)の好セーブもあり、ゴールラインは割らせない。しかし、前半45分、同点に追いつかれた。


 それでも「後半の方が受け身にならず、勇気をもって前に出ていた」と振り返った中村裕幸監督。その積極性が相手の焦りを生んだのか、後半25分、相手ディフェンダー(DF)が後ろからの守備で2枚目のイエローカードを受け、退場。

 

王者・青森山田を倒しての初勝利を喜ぶ桐一の選手たち

 数的有利となった桐一は同34分に松島、小野に替え、DF大山和音(3年)、FW前山嘉走(同)を投入。岡村、MF諏訪晃大主将(3年)が前にポジションを上げると、後半のアディショナルタイム3分、右からドリブルで仕掛けた諏訪がシュートを放ち、GKが跳ね返したところを、詰めていた岡村が蹴り込み、決勝点をもぎ取った。


 大勢の観客が駆けつける中の初勝利に中村監督は「前節からいい形になってきていたがここで勝利でき本当に良かった」と笑顔。2得点の岡村は「諏訪はドリブルが得意なので信じてゴール前に上がった。シュートはゴールを見つめて振りぬいただけ。なかなか勝てず、苦しい状況でも下を向くことなく、チャレンジを続けてきた結果」と喜ぶ。


 次戦の第9節は29日、ライバル前橋育英との“群馬ダービー”。中村監督は「戦力差はあるが臆せず挑んでいきたい」と、諏訪主将は「きょうのように気持ちを強く持ち、プレーで圧倒して勝ちたい。個人としても得点を決めたい」と話した。


 この結果、桐一は1勝2分け3敗(勝ち点5)で、最下位を脱出して11位。

 

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