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閉校から2年弱、ようやく式典 旧福岡中央小、146年の歴史に幕引き

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閉校から2年弱、ようやく式典 旧福岡中央小、146年の歴史に幕引き

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.02.08 
tags:みどり市, 旧福岡中央小学校, 閉校記念式典

146年の歴史に幕を下ろしたみどり市立福岡中央小学校の閉校記念式典(みどり市大間々町浅原で)

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 新型コロナウイルス感染拡大防止を理由に延期していたみどり市立福岡中央小学校の閉校記念式典が6日、同校の体育館で開かれた。同校最後の卒業生やその保護者、当時の教職員ら64人が集まり同校での思い出を懐かしんだ。

■コロナ禍での延期乗り越え

 1874年(明治7年)開校の福岡中央小学校は、2020年3月31日をもって閉校し大間々北小学校と統合。146年の歴史に幕を下ろした。当初は20年3月に同校の児童や保護者、教職員、同校の教育を支援した地域団体、住民らが出席し閉校式典を行う予定だったが延期されていた。


 記念式典では、同校の歴史を紹介するスライドショーの上映や校旗返納などを実施。式の最後は、同校に関わったすべての人への感謝を込めた大きな拍手で締めくくられた。


 式典に出席した須藤昭男みどり市長はあいさつで「福岡中央小は開校以来、明治から令和に至るまで、長く地域の子どもたちの学びやとして、その役割を果たしてきた。これまで尽力いただいた教職員や地域の皆さまに、心から感謝申し上げる」と話した。


 36代校長として同校最後の校長を務めた加部豊さんは「地域に愛され親しまれてきた小学校が閉校となったことは、皆さまにとって大変残念であり寂しく感じたと思う。最後の校長として同じ思い。ただ、子どもたちは新たな学校で頑張り活躍してくれている。さらなる成長を願うばかり。本校での思い出は、わが心のよりどころとして、これからも大事にしていきたい」と語った。

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