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【コラム】『母の日』(神子澤修)

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【コラム】『母の日』(神子澤修)

オピニオン

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.04.22 
tags:桐生大学, 桐生大学附属中, 桐生大学附属中 神子澤修, 桐生第一高校

 母との電話の締めくくりは、いつもこうでした。

「修、あと一口食べたいと思うところでやめておけよ」

 母は、長らく糖尿病を病んでいました。

 そのため、息子の私には自分と同じ轍を踏ませたくないという思いが強かったのだと思います。

「母ちゃん、そのあと一口が美味いんだよ。」

 私は、いつも言い返していました。そんな母もなくなって7年余が経ちます。時々、母に無性に会いたくなる気分になります。何の親孝行もできなかった、という自責の念と共に。

 

 スーパーの店頭にはカーネーションが売られています。

 もうすぐ「母の日」が来ます。

【画像】カーネーションの花束(写真ACより)

 

桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修

プロフィール

神子澤 修(みこざわ・おさむ)

<現職>

桐生大学附属中学校 校長

<略歴>

昭和35年 富山県生まれ

昭和59年 明治大学政治経済学部卒業

昭和61年 桐丘短期大学(現・桐生大学短期大学部)卒業

昭和61年 桐丘高校(現・桐生第一高校) 教職

<資格>

教員資格(社会・家庭・保健)

社会教育主事、管理栄養士、調理師、行政書士、危険物取扱者

産業カウンセラー、食育インストラクター、GCS認定プロコーチ、フードコーディネーター

 

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