【高校総体卓球】樹徳、男女とも県制覇
第57回県高校総体卓球大会団体で、樹徳が男女ともに優勝した。昨年春の前回大会でも樹徳は男女そろって優勝しており、それに続く快挙。男子(高柳陽斗主将、長谷川幸弘顧問)は3大会連続24回目、女子(桑原美帆主将、田中真子顧問)は2大会連続9回目の栄冠。樹徳の男女団体は、4、5日に千葉県浦安市のバルドラール浦安アリーナで開かれる「第72回関東高校卓球大会」(県総体男女上位3校)と、17、19日に前橋市民体育館(ヤマト市民体育館前橋)で開かれる「全国高校総体県2次予選会」に出場する。
■4、5日に関東大会 男子優勝、女子8強目指す
桑原主将(3年)=みどり市立大間々東中出身=率いる女子は、今年8人の1年生が入部。団体(1ダブルス4シングルス)の決勝リーグ最終戦となる前橋東戦で、ダブルスの下鳥直・長谷川朋香のペアやシングルスの新井莉叶が勝利をもぎ取り、1年生ながら優勝に貢献した。
また、ダブルスで下鳥・長谷川ペアが優勝、桑原・新井ペアが準優勝、正田珠羽・新井琉那(みどり市立大間々中出身)ペアが3位と上位を独占。総勢5組がベスト8以上に入り、そのうち6人が1年生だった。
シングルスでも1年生が健闘。準優勝の桑原に続き長谷川が3位に入るなど、6人がベスト8以上に入り、うち4人が1年生だった。
男子の高柳主将(3年)=みどり市立大間々東中出身=は「目標は優勝。今、大事なことは練習に全力を尽くして取り組むこと。関東大会は結果を恐れず、勇敢に戦いたい」と意気込みを語った。
女子の桑原主将は「力のある新1年生を迎え、チームの勢いも雰囲気もとてもいい。選手一人ひとりが、チームの勝利のために何ができるかを日々考えて練習に取り組んでいる」とし、関東大会は「挑戦者の気持ちを忘れずに、べスト8を目指します」と語っている。
男女団体の決勝リーグの結果は次の通り。
【男子団体】
▽決勝リーグ
樹 徳 3―1 前 橋
樹 徳 3―1 沼 田
樹 徳 3―1 前 商
順位①樹徳3勝②沼田2勝1敗③前橋商1勝2敗④前橋3敗
【女子団体】
▽決勝リーグ
樹 徳 3―2 前 橋 東
樹 徳 3―0 前 橋 商
樹 徳 3―0 高 崎 商
順位①樹徳3勝②前橋東2勝1敗③前橋商1勝2敗④高崎商3敗
樹徳卓球部男女メンバーは次の通り。丸数字は学年。
【男子】
高柳陽斗③中島響太③坪松論③田島幹康③松元悠茶②村上荘太②茂木憲誠②長尾心①▼監督=長谷川幸弘
【女子】
桑原美帆③正田珠羽③関根彩七③米澤桜②新井莉叶①下鳥直①中尾柚乃①長谷川朋香①▼監督=田中真子