【コラム】おぜのかみさま(神子澤修)
「おぜのかみさま」
みなさんも一度は御聞きになったことがあると思います。特に、お子さんがいらっしゃる方は。
群馬県が県警や教育委員会、各種の青少年団体等を巻き込みながら平成25年に作成した標語です。
目的は、子どもたちがインターネットを安全・安心に利用し、インターネットに起因する犯罪やトラブル等に巻き込まれないようにするためです。
【お】おくらない(写真)⇒子どもを児童ポルノ被害から守るため
【ぜ】ぜったいに会わない⇒子どもを性犯罪の被害から守るため
【の】のせない(個人情報)⇒子どもの個人情報が漏洩しないため
【か】書き込まない(悪口)⇒子どもをネットいじめから守るため
【み】みない(有害サイト)⇒有害サイトから子どもを守るため
【さ】さがさない(出会い)⇒出会い系サイトから子どもを守るため
【ま】まもる(ルール)⇒子どもがネット依存にならないようにするため
実によくできている標語だと感心します。
学校現場で生活する身としては、インターネットとの付き合い方をどう教えていくかが大きな課題です。
夏休みを前に、皆さんもぜひご家庭でインターネットについて、お子さんとお話しされてみてはいかがでしょうか。
(画像は「おぜのかみさま」リーフレット 群馬県ホームページより引用)
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
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