【コラム】花火(神子澤修)
昨日、桐生では有志による『花火大会』が開催されました。
人口減に歯止めが利かず、何と無くパッとしない桐生の街ですが、夜空の花火を眺めながら
久しぶりに華やかな気分に浸ることができました。
ただ、約30分にわたる「光のショー」の後、なんとなくわびしい気分になりました。
祭りの後の寂しさにも似た気分に。
知らず知らずのうちに、花火を人生に例えてみたのかもしれません。
花火のような華やかな人生も良いけれど、そんな人生は長くは続かない。
それならば、地味でも良いから細く長い人生を歩んでいきたい。
花火から学ぶ人生、思慮深い夜となりました。
桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
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