サクラやウメを守れ──外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」駆除を伝える足利の市民団体が桐生で啓発イベントに初参加
栃木県足利市で活動する市民防衛隊「クビアカみっけ隊」(足利市役所環境政策課管轄)が、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の駆除啓発を目的に、桐生市で開催される子ども向け体験イベント「第26回きりゅう・まちの先生見本市ミニ」に初出展する。
このイベントは、子育て支援を目的とした桐生市の母親支援団体「おむすびの会」(澤口一枝会長)が主催するもので、5月3日(土・祝)、桐生市永楽町にあるMEGAドン・キホーテ桐生店1階南口コンコースにて午前11時から午後3時まで開かれる。
子どもたちが地元の企業や自治体、大学サークルなどの“まちの先生”たちと出会い、遊びながら学ぶことを目的とした体験型のスキル交流会で、今回は県内外からおよそ10団体が参加する予定だ。
「クビアカみっけ隊」の出展は今回が初となり、群馬県自然環境課と連携して、近年全国で問題となっている「クビアカツヤカミキリ」の実態を広く知ってもらうことを目指す。当日は、クビアカツヤカミキリの生態や被害状況、駆除の取り組みについて解説するパネル展示のほか、子どもたちの関心を引く全長2メートルの巨大模型も登場する予定。主催者の澤口会長は「自然や動物と共生するために地域のみんなでどうしたらいいのか考えてほしい」と話している。
イベントの詳細や問い合わせは、おむすびの会(omusubinokai.kiryu◆gmail.com)まで。◆は@
クビアカツヤカミキリの巨大模型
きりゅう・まちの先生見本市ミニの様子
(編集部)
この記事は光ケーブルテレビ放送部から情報提供を受けています。