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英語って楽しい! 中学生43人が体験型プログラムに挑戦 みどり市恒例の「サマー・イングリッシュ・チャレンジ」始まる

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英語って楽しい! 中学生43人が体験型プログラムに挑戦 みどり市恒例の「サマー・イングリッシュ・チャレンジ」始まる

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.07.29 
tags:あずま小中学校, サマーイングリッシュチャレンジ みどり市, サマー・イングリシュ・チャレンジ

 みどり市の中学生を対象とした英語体験イベント「サマー・イングリッシュ・チャレンジ」が、7月29日から3日間の日程で市立あずま小中学校を会場に行われている。空港やカフェを再現したブースでのロールプレイや、外国人講師とのオンライン英会話など、楽しみながら英語に親しむ多彩なプログラムが用意され、参加した市内の中学生たちは〝五感を総動員〟して英語学習に臨んでいる。

 

ALTの手作りのブースでロールプレイ体験
 みどり市のサマー・イングリッシュ・チャレンジは新型コロナウイルス禍で中止となったオーストラリアへの中学生海外派遣の代替事業としてスタートし、今年で4年目を迎える。今回は市内の中学1〜3年生(義務教育学校は7〜9年生)43人が参加。ALT18人(うちみどり市8人)と市教委スタッフの進行のもと、さまざまな英語活動を楽しんでいる。

 初日となる29日の3・4限目には、実際の場面を想定したロールプレイ授業と、オンラインを通じたALT(外国語指導助手)との英会話アクティビティが行われた。

 体育館に設けられたロールプレイのブースでは、空港やカフェ、ホテルの受付など5種類のシチュエーションが用意された。飾りつけは市内のALTによる手作りだという。空港のボディチェックや手荷物検査場などは本物さながらの完成度で、市教委のスタッフもその出来栄えに感心していた。生徒たちは5つの場面をローテーションしながら、英語を使った疑似体験を楽しんだ。

 

ロールプレイの様子

ロールプレイの「お土産ショップ」

ロールプレイの「病院」

ロールプレイの「空港」 ボディーチェックの機械もALTの手作り

ロールプレイの「空港」 入国手続きの様子

ロールプレイの「ホテルの受付」 

ロールプレイの「カフェ」 教材用のスクリプト(台本)

ロールプレイの「カフェ」

 

オンラインで外国人との英語コミュニケーションに挑戦

 教室では、オンラインでの英会話アクティビティも並行して実施された。開始前のオリエンテーションでは、普段は埼玉県の寄居中学校で勤務しているALTのタレクさん(35)が、英語での自己紹介方法をパフォーマンスを交えてわかりやすく説明。英語と日本語を織り交ぜたテンポの良い話しぶりに、緊張気味だった生徒たちからも笑いが起こる場面も。

 その後、生徒たちは10人程度のグループに分かれ、パソコンの向こうの外国人(ALT)と英語でのコミュニケーションに挑戦した。オンライン英会話に参加した笠懸南中1年の髙橋茜莉さんは、「英語があまり得意ではないけれど、これをきっかけに好きになれるかなと思って参加した。難しかったけれど楽しくできた」と笑顔を見せた。同中1年のラハマン・サージアさんは、小学2年の時にバングラデシュから来日。「以前参加した兄から強く勧められて参加した」と話し、「とても楽しく会話できた」と振り返った。

 イングリッシュ・チャレンジは宿泊は伴わない日帰りのプログラムで、期間中、生徒たちはバスであずま小中学校に「通学」する。2日目、3日目には英語を使ったプレゼンテーションのほか、サップ&カヌーやボルダリングといった自然体験のプログラムも用意されている。

オンラインでの英会話の様子

開始前のオリエンテーションで生徒たちに説明するALTのタリクさん

オンラインで英語コミュニケーションに挑戦する生徒たち①

オンラインで英語コミュニケーションに挑戦する生徒たち②

オンラインで英語コミュニケーションに挑戦する生徒たち③

オンラインで英語コミュニケーションに挑戦する生徒たち④(個人情報保護の観点で写真は一部加工しています)

(編集部)

※本記事は1日目(29日)を取材し、同日に配信しているため、一部時制が現在形になっています。

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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