【コラム】『辞書を引く』(神子澤修)
連日の猛暑の中、すでにインフルエンザが流行期を迎えたとことです。コロナについても患者数が増えていて、改めて「3密」を避け、「手洗い」「うがい」「マスクの着用」といった基本的な感染対策を意識したいものですね。
さて、東北大学で行われた、ある興味深い実験を紹介します。
スマホと紙の辞書を使って2分間で、ある難しい単語をどれだけ調べられるかを計測しました。その結果、スマホでは6つの単語を、紙の辞書では5つの単語が調べられたそうです.
ただ、記憶の機能に直結する脳の前頭前野の活動は、紙の辞書の方が活発だったとのことです。紙の辞書でページをめくったり、指を動かしたりする手間が脳全体を活性化させ情報の定着に繋がるのではと推論しています。つまりスマホを使えば数はこなせるが、紙の辞書の方が記憶には残る、ということです。
英単語や漢字調べには是非紙の辞書を引くことをおすすめします。パソコンにスマホ、タブレット端末とデジタル全盛の世の中ですが、最後は、紙と鉛筆の世界に戻っていくのかもしれませんね。

桐生大学附属中学校 校長 神子澤 修
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