【続報】台風21号による学校の対応は?(21日現在)
前橋地方気象台の発表(21日6時24分発表)によると、超大型で非常に強い台風21号は、23日には群馬県にかなり接近する見込みだ。台風の北上に伴い、日本の南に停滞する前線の活動が活発となって、台風が接近する前から大雨となる。
22日は、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る見込み。台風の接近する23日は、雨がさらに強まり風も強まる見込みで、23日午前6時までの24時間雨量は、多い所で100~200ミリの大雨になることが予想されている。
気象台では「土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してほしい」と呼びかけている。
週明けの月曜日は、通勤・通学時の交通機関の乱れも予想される。
すでに伊勢崎市では児童生徒の安全を第一に考え、23日月曜日は、市内の全校を休校にすることを決めた。対象となるのは伊勢崎市内の公立幼稚園、小学校、中学校、四ツ葉学園中等教育学校で、市のホームページでも告知を行っている。
一方で、現時点(21日)での状況という条件をつけながらも、通常通りの登校を決めた学校もある。みどり市立笠懸小学校では、保護者あてにメールを送り、月曜日は通常通り行うことなどを伝えた。荒天の場合は、安全を第一に考え、無理せずに登校するように注意を促した。その場合、登校時刻に間に合わなくても、遅刻とはしない措置をとる。ただ、学校側は今後の台風の見通し次第では再度メールを配信するとしており、直撃コースになった場合は、休校などの措置がとられる可能性はありそうだ。
まだ対応を決めていない学校もある。桐生高校や前橋女子高校の生徒の話によれば、「(21日段階で)台風に関する学校からの情報はまったくない」という。太田女子高校などでは日曜日に学校からメールが入ることになっているようだ。
休日を挟んで週明け月曜日の朝に最接近が予想されている台風21号。学校の先生にとってはあわただしい週末になりそうだ。
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(編集部=峯岸武司)