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共愛学園高校、来年度入試の出題範囲を公表

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共愛学園高校、来年度入試の出題範囲を公表

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.11.01 
tags:共愛学園高校, 共愛学園高校 入試, 共愛学園高校 入試 出題のポイント
 31日、共愛学園高校は、募集要項とは別に本年度入試の教科別の出題ポイントを発表した。出題ポイント詳細については下記の通り。
 

 

 
■共愛学園高校 入試出題範囲とポイント
〈 入試形態 〉
「推薦入試」 、「学業特別奨学生入試」 、「一般入試」 「推薦入試」は「作文と面接」となっています。(英検推薦は面接のみ) 「学業特別奨学生入試」は 5 教科の筆記試験のみ。ただし、帰国生は国、数、英 3 教科と面接。 「一般入試」は 5 教科の筆記試験と面接。ただし、帰国生は国、数、英 3 教科と面接となります。 
 試験は英語科も普通科も英語のリスニングを含む共通の入試ですが、英語については一部普通科と 英語科では異なる問題が含まれています。試験時間は英語のみ 50 分で初めの約 10 分間がリスニング試験、残り 40 分が筆記試験となっています。他の4 教科は 45 分間の試験となります。 
*詳細は、必ず 2018 年度生徒募集要項でご確認ください。 
 
〈 各入試科目の出題範囲・内容 〉
【作文】 〔推薦入試〕 400 字以上 600 字以内(句読点も1字とする)。題は試験当日に出題される。
【面接】   英検推薦、帰国生入試は、個人面接。それ以外は集団面接。
【国語】
〔学特入試〕 現代文分野大問2(評論的問題、小説的問題)8 割         国語常識問題(古典分野を含む) 2 割
〔一般入試〕 学特入試と同じになります ポイント ・現代文は評論・評論的な問題と小説か随筆。  漢字書き取り、読み、語句の意味、四字熟語、慣用句など    評論や評論的な文章では、読解力の基礎を確かめるための指示語・接続詞・言い換えの表現などを問いながら、著者の主張に迫る設問へと続く。   
 小説では言動、情景描写などから、登場人物の心理をつかむ設問、主人公の心情をつかむこと によって、その場面の主題をつかむ設問へと続く。
・国語常識問題は古典分野(古文・漢文)を含む基本的な設問が出題される。古文は歴史的仮名遣い、 漢文は書き下し文など。文学史的な設問(作品名・作者・ジャンル・成立時代など)、文法、慣用句なども勉強しておくと良いでしょう。 
 
【数学】
〔学特入試〕、〔一般入試〕とも傾向は同じです。 昨年度と同じく、学特・一般ともに最初の計算問題を 40%とします。できるだけ最初の計算問題でのミスをしないように注意しましょう。また、2 番以降の問題ではすべての範囲から出題します。 具体的には、主に  「方程式」、「関数」、「図形」、「確率」の分野からの出題となります。   ただし、中学 3 年で学習する「三平方の定理」、「円」 、「標本調査」は出題しません。 問題量が多いので、できる問題から解くように心がけましょう。 

【社会】         
 例年通り大問 4~5 問、各大問に小問(問い)が 10 問前後あり、図・表・写真などの資料が 含まれる。各分野については以下の通り。
●地理分野  
〔学特入試〕 
・地形図に関する問題が出ます。
・今年は、台風の被害が大きかった九州地方の勉強をしておくと良いでしょう。
・世界では、ハリケーンの被害が大きかったアメリカ合衆国について学んでおくと良いで しょう。  
 
〔一般入試〕
・地形図に関する問題が出ます。(中国・四国地方に絡めて学習をしておくと良いでしょう。)     
・アジア州に関する自然環境・産業・文化などを調べておくと良いでしょう。
 
 ●歴史分野 〔学特入試・一般入試共通〕   
・近現代史から出題いたします。教科書や資料集に載っている写真や絵をよく見ておきましょ う。また、外国とかかわりを持った人物について勉強しておくことをお勧めします。共愛学園はキリスト教主義学校ですから、キリスト教に深く関わった人物に関する出題もいたします。
 
●公民分野
〔学特入試〕
・憲法と裁判制度についての問題を出題します。憲法は、大日本帝国憲法と日本国憲法の内容や違いを聞きますので、よく教科書を読んでおいて下さい。また、裁判制度は、し くみやなどを聞きますので、図などをよく確認し復習しておいて下さい。
 
〔一般入試〕
・政治分野では、日本の選挙制度に関する問題を出題します。衆議院解散総選挙がありま したので、仕組みや選挙の課題などをよく確認しておくとよいでしょう。 経済分野では、企業と労働について出題します。株式会社の仕組みや労働者の権利など について、キーワードの意味や内容をよく確認してきてください。 

【理科】  
実験や観察の問題が多く出題される。教科書に掲載された実験や観察はよく復習をしておくこと。 
●物理分野 :音・光・力・電気・運動に関する分野で,この分野は計算を必要とする問題が多く出題される。また、実験や観察から得た情報を読み取ったり、考えたりする問題も出題されるので、教科書にある実験や観察、その中で使用する機器の特徴、導き出された定理や法則をよく理解 しておくこと。定理や法則の名前だけではなく、その内容まで充分に学習しておく。
 
●化学分野 :状態変化、化学変化、原子や分子、物質の性質に関する分野で、教科書にある実験や観察の操作や結果、注意点などを理解しておく。また、実験や観察でわかる物質の性質、教科書に載っている原子や分子の元素記号や化学式、そして、化学反応を表す化学反応式も書ける ようにしておくこと。 
 
●生物分野 :植物や動物やヒトのからだ、生物同士のつながりといった、いわゆる生命体に関する分野で、それぞれの動植物全体を大きくとらえての共通した特徴、異なる特徴を整理し、系統的に理解しておく。また、動植物の特徴ある部分の働きや、その必要性についても学習する。また、よく使われる観察や実験、試薬や溶液についても, 充分に復習しておくこと。
 
●地学分野 :地学分野 地層・火山・地震, 気象に関する問題で,最近話題になった事象や発生した現象についての問題が出題されることが多い。また計算問題が出題されることもある。 なお、天文分野については、中学校での教科指導の進捗を考慮して、学特・一般試験とも出題範囲から除外する。 
 
 全体的に教科書を中心とし、単なる丸暗記ではなく、自分の言葉で説明できるよう準備すること
が必要である。
 
【英語】
◇学業特別奨学生入試(英語科・普通科共通問題。一部、科別問題を含む。リスニングは共通問題) 
●時間配分 Listening →  約 10 分(放送は 1 回のみ) Writing  →  約 40 分        
●配点   Listening → 20%           Writing  → 80%     
●問題形式
Writing(共通) 
・文法問題   ・会話問題  ・長文問題 1 題           
 
(別問題・普通科)   ・単語の定義 ・文整序問題            
 
(別問題・ 英語科)   ・単語の定義 ・語彙問題(一般常識含む)                      
 
◇一般入試 (英語科・普通科共通問題。一部、科別問題を含む。リスニングは共通問題)
●時間配分 Listening →  約 10 分(放送は 1 回のみ) Writing →   約 40 分       
●配点   Listening → 20%           Writing →  80%     
●問題形式
Writing(共通)  ・文法問題   ・会話問題・長文問題1題
             
(別問題・普通科)   ・熟語問題  ・語彙問題 
          
(別問題・ 英語科)   ・単語の定義 ・語彙問題(一般常識含む)    
※ 10 月 30 日現在の予定です。若干の変更の可能性もあります。 
 
 学特入試・一般入試ともに中学校の学習内容に加えて、発展的内容も問われます。中学の教科書の基本的事項(単語・熟語・文法)はもちろんですが、応用力も身につけておいてください。長 文問題では内容把握を中心に出題されます。時間内に解き終わるように、長文読解力もつけておきましょう。
 
(編集部) 
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