第14回高校化学グランドコンテストで、群馬高専、樹徳高校が受賞
「第14 回高校化学グランドコンテスト」(主催 大阪市立大学、名古屋市立大学、横浜市立大学、読売新聞社 後援:文部科学省ほか)が、10月28日、29日の2日間にわたり、名古屋市の名古屋市立大学田辺通キャンパスで行われた。
このコンテストは高校生および工業高等専門学校生(3年生以下)が行っている学習研究活動を支援するのが目的で、高校生自らが自主的な研究活動を楽しみながら科学的な想像力を培い、将来、科学分野で活躍できる人材の育成を図るために開催されてきた。
🎥動画 昨年の様子がYouTubeで閲覧できます。
30日に発表された最終選考では、最高賞である文部科学大臣賞に富山県立富山中部高校の「銅の腐食と起電力~異なる濃度の NaCl 水溶液と銅板を用いた電池~」が選ばれた。
群馬県からは群馬高専と樹徳高校が出場し、群馬高専が「廃棄物を利用したアルミホイルからの水素製造および反応機構の研究 」で見事、三大学学長賞(三位相当)・パナソニック賞を受賞、樹徳高校は「こんにゃく飛粉等による高機能シルクの創出」 で、金賞(7~10位相当)・第一三共賞を受賞した。
同コンテストは、9月1日(金)に第一次選考の研究レポートが締め切られ、一次審査に通過した研究レポートが9月下旬に発表された。この選考に残った研究が最終選考会にエントリーされた。
<賞一覧>
- 文部科学大臣賞 1件
- 名古屋市長賞 1件
- 三大学学長賞 1件(群馬高専が受賞)
- 読売新聞社賞 1件
- 審査委員長賞 2件
- 金賞 4件(樹徳高校が受賞)
- ポスター賞 8件
- シュプリンガー賞 3件(うち、ポスター発表から2件)
- パナソニック賞 1件
- 第一三共賞 1件
(編集部=峯岸武司)
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