高崎高校、平成30年度入試の概要
11月14日(火)、高崎高校で、学習塾との意見交換会が行われた。会の場で、学校側から来年度の選抜に関して説明が行われた。高崎高校・丸山副校長は「定員が削減される以外は、基本的に評価方法など含めて、過年度と同じである」と説明した。
平成30年度の入試に関して、同校の募集要項と昨年度の説明を参照してまとめたみた。(注:配点、評価方法は昨年度説明されたものをそのまま掲載している。記事中青字部分は昨年度の情報を示している。)
♦前期選抜 A選抜とB選抜に分けて募集(84名/A選抜:B選抜の比率はおおむね2:1)
① A選抜は265点満点で評価
調査書 150点(5教科×5×3年分=75 75×2=150点)
⇒対象は5教科。その評定の3年分の和を2倍したものが自分の得点になる。
総合問題 100点(総合問題は入試後、得点開示を行わない。採点基準も非公表)
面接 15点(10分程度の集団面接:4人)
② B選抜は200点満点で評価(B選抜は部活動で顕著な実績を上げた人対象)
調査書 120点(部活や課外活動の実績をポイント化し加味する。方式は非公表)
総合問題 60点(100点満点で採点し、0.6をかけて算出)
面接 20点 面接は10分程度の個人面接
※指定強化部活動
野球(入学後は硬式野球部に所属するものとする)、サッカー、ソフトテニス、テニス、バスケットボール、バレーボール、ラグビー、陸上、柔道、剣道、バドミントン、卓球、吹奏楽
野球(入学後は硬式野球部に所属するものとする)、サッカー、ソフトテニス、テニス、バスケットボール、バレーボール、ラグビー、陸上、柔道、剣道、バドミントン、卓球、吹奏楽
③ A選抜・B選抜は別々に合否を出しているため、公開されている学校倍率とは違い、A選抜は高く、B選抜は倍率が低め。
公開されている前期倍率 3.90倍 →A選抜5.08倍 B選抜1.50倍(データは一昨年のもの)
♦後期選抜(196名)
① 試験時間・採点方法
国語・数学が60分。英語・社会・理科が50分。国語・数学・英語は100点満点のテストを150点満点に換算して評価。傾斜のさせ方は、昨年の説明会の話では、単純に1.5倍するわけではなく、50点分を特定の問題に厚めに配分する方式。たとえば、数学の証明や国語の作文など、記述性や難易度が高い問題の配点を高め設定しているとのこと。
② 調査書と学力検査の評価比率は1:5
点数でみると、調査書130点満点に対し学力検査650点満点。ただし、県教委から発表されている数字は2:8になっている(合計が10になるように県教委から指示されたためとのこと)。
調査書の計算方法は9教科×5×3年=135点 この135点に-5点をした130点が調査書点。一律 -5点する方式。
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