高校進学個別相談会(進学フェア)開催ー桐生で
群馬学習塾協同組合(鈴木康郎理事長)は10月31日、美喜仁桐生文化会館のスカイホールで高校進学個別相談会を開催した。会場には高校進学を控えた200人以上の中学生たちが参加。保護者とともに公立・私立高校の勉強や部活などの学校生活について、高校教諭に直接相談した。
説明会は県内の公立・私立高校計41校から教諭が出席した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、相談は完全予約制。鈴木理事長は「コロナ下での開催の可否について悩んだが、予約・抽選制にして混乱なく実施できた」と話した。
■対面で相談「不安和らいだ」
当日は参加した沼田高校の説明を聞くために、わざわざ渋川から1時間かけて出席した親子もいた。
太田市立城東中3年の金井凌太郎さんは太田高校の教諭と面談。「30日に太田高校の学校見学に参加したばかり。見学で疑問に思ったことを直接質問できてよかった」と話した。
あさひ特別支援学校の吉澤祐貴さんは「直接高校の先生に相談することで、車いすでも友達と一緒に高校生活を楽しめることを教えてもらった。不安が和らいだ」と目を細めた。
(岡本佑介・峯岸武司)