選手を声でバックアップ 間もなく夏の高校野球大会、開幕前にアナウンス講習会
第104回全国高校野球選手権群馬大会の開幕を1週間後に控えた2日、前橋市内で審判講習会とアナウンス講習会が開かれ、夢の甲子園に向け、球児が全力でプレーできるよう、準備を整えた。
前橋工業高校で行われたアナウンス講習会には桐生地区の4校を含む32校の野球部のマネジャー83人が参加。フリーアナウンサーの松本亜希子さん(前橋西高校出身)、新潟経営大学でスポーツ栄養学を教える宇佐美知代さん(吉井高校出身)が講師を務めた。
「いいアナウンスとは、きちんと情報を伝えられるかどうか。きれいな声よりも、地声に近く、くせがない方が聞き取りやすい。『明るく、元気に、はきはきと』を心掛けてください」と語り掛けた松本さん。参加者は春の関東大会のメンバー表をテキストとして使い、スターティングメンバーの紹介や選手交代のアナウンスの練習を行った。
最後、参加者を代表し、「9人全員交代」の超難問に見事こたえた桐生市立商業高校3年の倉林夏希さんは「昨年も参加したが、アナウンスのいい練習になった。選手を声でバックアップできれば」と話していた。
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