クマ目撃、中心市街地で相次ぐ 桐高脇交差点やさくら遊園で 通報受けた桐生署員が確認 渡良瀬川付近で一部立ち入り制限─桐生市
桐生市と桐生署によると20日午前、同市巴町2丁目や渡良瀬川の河川敷などで子グマ1頭の目撃情報が相次いだ。市は同日、最後に目撃された渡良瀬川付近などで立ち入りを制限。21日朝にも同市広沢町5丁目の国道50号付近で子グマ1頭が目撃されており、市が注意を呼び掛けている。
けさ国道50号付近でも 注意呼び掛け
市と同署によると20日午前6時40分ごろ、同市巴町2丁目の同信号交差点(桐生高校脇)近くでクマ目撃の110番通報が入り、現場に着いた署員が子グマ1頭の姿を目撃。子グマはすぐに現場から立ち去ったといい、約2時間後の午前8時45分ごろには渡良瀬川右岸の「さくら遊園」近くの河川敷で、同一個体とみられる子グマが目撃された。クマはすぐに茂みの中に入り、見つかっていない。
市と同署は同日午前から、さくら遊園や近隣の小梅琴平公園などの渡良瀬川河川敷の一部で立ち入りを制限。巡回や通行人への注意呼び掛けなどを行っている。
渡良瀬川河川敷を毎日ランニングするという70代女性は「クマのニュースがあちこちであって、この辺も出たら怖いな、と思っていたからびっくり。人家の方に来てしまったら困る」と眉をひそめた。
休校や部活取りやめも 近隣の学校、対応に追われる
子グマの出没情報を受け、現場付近の学校では対応に追われた。
桐生市教育委員会によると、桐生市巴町の目撃現場に近い中央中学校では20日朝、登校を見合わせるよう各家庭に呼び掛けた。その後、捕獲など安全確認できる情報は入らず、結局20日は休校とした。
また、桐生市立商業高校では20日、授業や部活動での屋外活動を自粛したほか、21日は授業開始時間を1時間遅らせ2時限スタートとした。
樹徳高校では登校前にSNSで保護者を通じて生徒に注意を喚起。教職員が車で現場をパトロールするなど、警戒に当たった。課外授業も取りやめ、部活動も早めに切り上げた。桐生高校でも放課後の校庭での部活を取りやめた。樹徳中学校でも部活動を中止にした。
このほか、神明小学校の地区では、桐生市第12区の住民らが下校時に学校付近を青パト巡回し、児童の安全確保に努めた。
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