インフル、県内でも猛威
公立高校の前期入試や定期テストなど2月は中高生にとって大事な試験が多い月でもある。そんな中、全国的にインフルエンザの流行がピークを迎えている。
厚生労働省によると、1月29日までの1週間に受診したインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり「39.41人」で、「警報レベル」の目安となる30人を全国平均で大きく上回った。
群馬県でも31日、1医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が30人を超えたとして、今季初のインフルエンザ警報を発令した。1月23~29日の県全体の同報告数は32.64人。地域別の罹患数は下記のとおり。
●県内の罹患数の推移
●地域別の罹患数
県は手洗いやうがい、マスク着用などの予防徹底を呼びかけている。薬の訪問販売をしている日健サービス(渋川市)の訪問担当の男性は「手洗いといってもやり方が大事で、ハンバーグをこねた手を洗うようなイメージで手洗いをするのが効果的」と話している。
(編集部=峯岸武司)