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インフル シーズン突入の兆しー国立感染症研究所調べ

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インフル シーズン突入の兆しー国立感染症研究所調べ

ライフ

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2016.01.19 
tags:インフルエンザ, インフルエンザ 群馬, インフルエンザ流行

インフルエンザに気を付けよう

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 国立感染症研究所は1月13日、2016年のインフルエンザの発生件数の定点観測の結果を発表した。

 それによると2016年第1週の定点当たり報告数は2.02(患年者報告数9,964人)となり、2015~2016年シーズンで初めて全国的な流行開始の指標である1.00を上回った。

 

 都道府県別では沖縄県(8.19)、秋田県(7.85)、新潟県(5.73)、北海道(4.84)、千葉県(2.49)、福島県(2.47)、岩手県(2.40)、鳥取県(2.31)、茨城県(2.29)、青森県(2.18)、滋賀県(2.17)、岐阜県(2.13)、埼玉県(2.06)の順となっており、全47都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは1箇所(1道)であり、注意報レベルを超えている保健所地域は6箇所(4道県)であった。

 群馬県でも、注意報レベルにまでは達していないものの、前週に比べ、数値を上げている。

群馬県HPより

群馬県HPより

 

 国立感染症研究所の発表では、国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2015年第50週~2016年第1週)ではAH3亜型、AH1pdm09の検出割合がほぼ同程度で、次いで、B型の順であった。

 昨日の雪で多少湿度が上がったとはいえ、太平洋側の内陸部はこの時期、乾燥しやすい。晴れの日が続けば、流行の追い風になりかねない。

 

 これから本格的な受験シーズンに突入する。受験生は追い込みの学習はもちろんだが、手洗い・うがいを励行し、外出先ではマスクを着用するなどの健康管理にも気を付けたいところだ。

(編集部=峯岸武司)

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