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【特別寄稿】受験生ママ必見! 直前期の今、こどもにしてあげられること

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【特別寄稿】受験生ママ必見! 直前期の今、こどもにしてあげられること

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.02.26 
tags:ナカジマ学習塾, レシピ, 入試, 公立高校, 受験シーズン, 群馬県公立入試, 群馬県公立高校, 高校入試

お母さんだからこその受験前サポート術!

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   笠懸町(みどり市)の学習塾・ナカジマ学習塾の塾長です。

 

 いよいよ後期入試を間近に控えて、何をやったら良いか分からず、いつものようにのんびり過ごす子、やたら焦ってキリキリしていて家族に当たり散らす子、こんな時期になって部屋の掃除をやったり、マンガ本を読みあさったりが止まらない子、いろいろなタイプがあると思います。 そして、そんなわが子を見ているお母さんの心痛お察しします。

 

  さて、今回、みんなの学校新聞の編集長から「受験直前期にお母さんが子どもたちにしてあげられること」というテーマでアドバイスを頂けませんかという依頼がありました。

 高校受験というのは家族にとっても大きな出来事です。わが子の大切な時、母親としてどのようにサポートしたらよいか? 学習塾を運営する立場でもありますが、娘の受験を経験した母親の視点で「このような方法もある」という3つの提案をしたいと思います。

 

***

 

(1)食事でのサポート

「今日の勉強の合間のおやつは何にする?」などと、毎日リクエストされたお菓子をコンビニで買って用意しておくだけでも、子どもにとっては励みになります。お母さんが作ってくれた物も子どもは大好きです。好物はもちろん、夜食や手作りデザート、お弁当など、いつもより手をかけたり見栄えよく作ってあげると、子どもの方も「お母さんも応援してくれてるんだ」と気づきます。

 こうした何気ないサポートが子どもたちに安心感を与え、モチベーションを高めます。

 

 たとえば、こんな受験生のためのメニューはどうでしょうか。

 

野菜にゅうめん

これは、自分のブログで紹介させていただいたメニューです。

にゅうめん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【材料(1人分)】

そうめん(乾)  1束

白菜      1枚

えのき     20g

ホウレン草          1本

ネギか細ネギ  少々

にんじん               少々

卵       1個

煮干し     4本

梅干し     1個

 

【作り方】

① 鍋に、水400gと煮干と梅干を入れて火にかける。

 

② 沸騰したら、塩小さじ1/2・しょうゆ小さじ2で味をつけ、にんじん、えのき、白菜、そうめんを入れる。1分したら卵 

 を割り入れ、ふたをして1分煮る。

 

③ 3~4cmに切ったホウレン草とネギをのせて、できあがり。

 

 夜遅くに脂肪の多いものを食べると消化に時間がかかり、睡眠が浅くなりますし、次の日に体が重くなります。夜食には炭水化物と消化の良い食品を組み合わせて、できるだけ温かい物にすると満足感が得られます。

 

 煮干しはもともと日本で発明された簡易ダシ。ダシを飲むことでカルシウム補給になり、イライラの防止にもなります。

 

 また、梅干しに含まれるクエン酸などの有機物が、カルシウムの吸収を助けますし、うま味が出るので、一緒に煮ることをおすすめします。

 

 ちなみに、合格レシピという形で、幣ブログで何品か紹介させていただいています。よろしかったらのぞいてみてください。

 

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(2)落ち着ける環境づくりでサポート

 夜遅くまで勉強している子には、晴れの日は毎日のように布団を干して、夜は湯たんぽなどで布団の中を温めておいてあげる。勉強部屋にアロマデフューザーを置き、集中できる香りやリフレッシュできる香りのアロマを香らせる。

 「勉強しなさい」と声をかけるより、お母さんがこんな風に環境を整えてあげる方が効果的です。香りは眠気防止の効果があるものもあります。

 

***

(3)生活のリズム面でサポート

  土・日も平日と同じ時間に、寝起きさせることです。

 入試は午前9時30から始まり、お昼には終わります。どんなに夜遅くまで勉強をしていても、その時間帯に一番集中できる脳でなければ、かなり不利になります。

 金曜・土曜の晩にはそのことをよく話し、7時までに必ず起きることを約束させましょう。

 生活リズムを整えてあげることも、母親だからこそできることかもしれませんね!

 

 もう少しで本番です。何よりも大切なのはお子さまのことを信じてあげることです。お母さんの不安な気持ちも理解できますが、その不安を口にすることでお子様のメンタルへの影響は計り知れないものがあります。

 不安であれば、旦那さまや学校の先生、塾の先生に話を聞いてもらうのも方法です。くれぐれもお母さんの不安な気持ちをお子様には向けないようにしてください。

 

(構成 編集部=峯岸武司)

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