来年はカラフルです 桐生特別支援学校が恒例のカレンダー贈呈〈群馬〉
県立桐生特別支援学校(小林一彦校長)の児童生徒の作品を生かした「桐特カレンダー」が9日、桐生市役所はじめ各所に届けられた。市立養護学校時代から恒例のオリジナルカレンダーは、カラーになってバージョンアップ。手に取った荒木恵司市長も「素晴らしい。目立つところに飾らせていただきます」と喜んでいた。
例年は児童生徒の線描をモノクロ印刷で仕上げる手作りカレンダーだが、2023年版はフルカラー。子どもたちが年間通じて作る絵や立体作品を各月3、4点、季節に合わせて選んだ。
「小学部25人、中学部18人の力作のよさがより伝わるように、PTAが費用を出してくれて作製しました」と小林校長。それぞれの経験や感動が自由に、色彩豊かに表現され、生き生きと楽しい。
中学部生が3班に分かれて地域の寺や駐在所、郵便局、公民館などに配布。桐生タイムス社にも届いた。
市役所には小池栞奈(かんな)さんと坂井智徳(とものり)さん、高橋琉梛(りゅうな)さんが市長室を訪問し、「毎年楽しみにしています」という荒木市長に贈呈。教育長、市議会議長にも手渡した。