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25年度公立入試、定員320人削減ー対象校は15校(沼田・沼女は統合)

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25年度公立入試、定員320人削減ー対象校は15校(沼田・沼女は統合)

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.06.22 
tags:群馬県公立高校 定員, 群馬県教育委員会, 群馬県教育委員会 定員削減, 群馬県教育委員会 高校入試

 群馬県教育委員会(平田郁美教育長)は21日、2025年度の公立高校の生徒募集定員を発表した。
 募集定員については県内全公立高校で11,960人(市立太田中内部進学者102人、利根商県外募集枠24人分除く)で、前年度比で320人削減した。過去5年で見ると20年度の480人が最多の削減数。それ以降、削減幅は縮小しており、昨年度は80人減だった。

 定員減対象校の選定について、「該当する地区の中学校の卒業見込み者数や過去の入試倍率、今後の生徒数の推移などを総合的に判断して決めた」と県教委では説明している。

 

(関連記事)【公立入試】2025年度群馬県公立高校 募集定員および昨年との変更点

 

  定員が削減される高校は15校(沼田高校・沼田女子高校は統合)=下表を参照=で、1学級相当の40人が削減されるのは、新設・沼田高校(沼田高校、沼田女子高校の合計で計算)、吉井高校、館林女子高校、藤岡工業高校、利根商業高校の5校。「削減される地域の中学校などには丁寧に説明し、県ホームページでも情報の周知を進めていく」(県教委)としている。

 また、定員減とあわせて、学科再編が行われる高校もある。
 定員が40人削減される藤岡工業では現行の機械科、電子機械科、電子科が再編され、「ものづくり創造科」と「電気・情報技術科」の2学科になる。くくり募集で、2年次以降コース選択を行う。
 嬬恋高校では従来の普通科、普通科スポーツ・健康コース、普通科流通ビジネスコースの3コースが「普通科・未来創造コース」、「普通科・探究アスリートコース」の2コースに改編される。コース改編に伴って一部で行っていた全国からの募集の枠を拡大する。
 利根商業高校では、現行の普通科、地域経済科、情報経済科の3学科から「普通科」、「総合ビジネス科」、「情報ビジネス科」に再編される。今まで実施していた地域経済科、情報経済科のくくり募集を廃止し、学科別の募集に切り替える。

 定員の削減は行わないが、利根実業高校の創生工学・土木コースが「創生工学・建設コース」にコース名を変更する。

 

 ※薄い黄色の塗りつぶしが変更される学校・学科。

 

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(編集部)

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