正副議長と意見交換 桐商生が職業体験
桐生市議会(人見武男議長、定数22)で11、12日の両日、桐生市立商業高校の高田莉亜さん(2年)と増渕加奈子さん(同)が職業体験を行った。市議会の役割を学ぶとともに、正副議長との意見交換会ではさまざまな疑問を投げかけた。
同校2年生が毎年この時期、地元の事業所などで行う就業体験。市議会の議会事務局で受け入れた2人は市議会の仕組みを学んだ後、議事録の作成など議会事務の補助作業を体験したほか、正副議長との意見交換会を行った。
意見交換会で2人は、「なぜ議長になったのか」という素直な疑問や学生らしく「桐生でおすすめのご飯屋さんはどこか」などを、人見議長と山之内肇副議長に質問。また、旧桐生女子高校跡地に来春開校予定のR高校についてどう思うかとの質問に対して山之内副議長は「学びの方法は多様であるべきで、それが充実してきたことは望ましい。桐生に来たことはとても可能性を感じる」と答えた。
正副議長との意見交換や仕事体験をして高田さんは「桐生の魅力を知っているつもりだったが、まだまだたくさんあると思った。仕事は学校の授業と違い責任感を感じた」と語った。
増渕さんは「普段体験できないことができて貴重な時間だった。責任のある仕事も多く、働くことは大変だなと思った」と話した。
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