5分に込めたそれぞれの思い 桐生・みどり地区定時制、通信制高校生活体験発表大会
県立桐生高校(髙橋浩昭校長)で29日、第71回桐生・みどり地区高校定時制・通信制 生徒生活体験発表大会が行われた。本大会は全国高校定時制・通信制生徒生活発表大会の群馬県大会の地区予選会にあたり、桐工、桐商の定時制、桐高の通信制3校の学校代表6名が登壇した。持ち時間5分を使ってそれぞれの過去や将来への思いを語った。
1位に選ばれたのは桐商定時制3年生の髙草木有里さんの「その一年は無駄ではなかった」。自身の留年経験に触れ、その経験が捉え方によっては今後の人生に前向きに生かすことができることを落ち着いた口調で訴えた。
受賞後の取材に髙草木さんは「1年生の時に1度登壇したことがあり、緊張せずに話せた。その時も1位だったが、県大会には出場しなかったので、今回は(県大会に)挑戦したい」と意気込んだ。
審査委員長を務めた桐高通信制の三木由美子教頭は発表全体を振り返り、「(発表者それぞれが)自らの経験や思いを語る勇気に感動した。自分の過去や未来について語った今回の経験が今後に生かされていくと思う」と講評した。
【写真】1位になった髙草木さんの発表
【写真】登壇者の集合写真
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(編集部)