インターンシップの受け入れ企業に関する情報の漏洩で謝罪ー高商
群馬県教育委員会(平田郁美教育長)は15日、県立高崎商業高校でインターンシップ受け入れ企業に関する情報などが外部からアクセスし、閲覧できる状態になっていたことを公表した。
閲覧可能だった内容は、インターンシップ受け入れ企業65社分の企業名、住所、連絡先、担当者の氏名、メールアドレス、生徒95人分の氏名などの情報。
同校では9月から、インターンシップの受け入れを承諾する企業に依頼し、インターネットのフォームを用いて企業からインターンシップに関する情報を収集していた。
11月5日ごろ、収集した情報を他の職員に共有するためフォームの設定を変更したところ、設定に誤りがあり、学校のホームページからフォームにアクセスすることで、同校の職員以外にも閲覧できる状態になってしまっていたという。11日に受け入れ企業の担当者より、他社の回答が見られるとの指摘があり発覚した。
同校ではインターンシップ受け入れ企業や氏名が閲覧可能となっていた生徒とその保護者に対し、 個別に状況を説明し、謝罪した。県教委では、すべての県立学校長に対し、再発防止に向け、個人情報について適切に取り扱うよう改めて指示した。
(編集部)
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