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とある男に勉強法を聞いてみた #数学編  葉一さん直伝! 実践的勉強法

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とある男に勉強法を聞いてみた #数学編  葉一さん直伝! 実践的勉強法

高校入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.11.16 
tags:葉一, 葉一 youtube, 葉一 勉強法, 高校受験 勉強法

 受験も本格的に近づいて生きたこの時期、勉強方法に悩んでいる受験生も少なくないはず。小・中・高校時代を群馬で過ごし、現在、教育YouTuberとして活躍する葉一さんに実践的な勉強方法を聞きました。

※この記事はタブロイド判「みんなの学校新聞(11月号)」にも掲載されています。

 

 まず計算問題は絶対にできるようにしなければいけません。分からなかったり、間違えたりした場合は徹底的に反復して、次やったときに解けるような状態になるまでやりましょう。恩師が言っていた言葉を引用すると、計算問題については「脳で覚えるのではなく、体で覚えろ」という姿勢で、問題を見た瞬間に手が動き出してしまうくらい演習しよう。

なぜ、そこまで計算にこだわるかというと、計算が数学の土台だからです。計算ができないと関数や図形などの分野で余計な躓(つまず)きが起こってしまいます。

 

 計算がある程度固まった人は次の段階です。「数学が苦手だ」という子も、どの分野が苦手なのかを分析しましょう。関数なのか、図形なのか、自分の苦手分野をしっかり検証して下さい。たとえば関数が苦手って言う子であれば、比例・反比例からはじまって1次関数、2次関数と積み上がっているので、最初から順を追ってやっていきましょう。

 受験で焦っている子ほど「浅く広く」やりがちですが、狭くてもいいから「深く」やることが大切。「やっているのに得点伸びない」と言っている子ほど、浅い勉強をしている傾向があります。

 「深く」というのは、問題集で言えば、A―B―Cのように3ステップになっているものであれば、B問題までをきちんとヒントなしでやれるレベルです。もちろん、目指しているレベルが高い子はC問題まで引き上げなければいけませんが。ちなみに、複数のワークをやるのもありですが、1冊のワークを繰り返していくことでも十分に力は付きます。

 それから、間違った問題や分からなかった問題の「解き直し」は絶対です。休日や長期休み中であれば、その日の午前中にやった内容を同じ日の寝る直前に確認する習慣をつけるといいと思いますし、平日であれば、翌日には必ず「解き直し」をするような自分ルールをつくると継続できると思います。もし「解き直し」に時間が割けないのであれば、その問題を見て解法が思い浮かぶだけでもOKです。うまく隙間時間を使って反復するタイミングを作っていきましょう。

<外部リンク>葉一さんのサイト(19ch)

 

葉一さんの話を聞こう! 2025年3月開催の私学フェア&葉一さん講演会

葉一さん

1985年生まれ。県立館林高校、東京学芸大学教育学部卒。大学卒業後は、営業や学習塾の講師をし、2012年塾に行くことができない経済的に貧しい子供が自由に学べる場を作りたいとYouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」を開設。チャンネル登録数200万、総再生回数 約7億回の人気コンテンツに育てる。

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