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幸せをプロデュースー高商文化祭で高校生企画の結婚式

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幸せをプロデュースー高商文化祭で高校生企画の結婚式

文化

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2024.10.19 
tags:高商, 高商 ブライダル部, 高商祭, 高崎商業高校

 高崎商業高校(齋藤利昭校長)の文化祭「高商祭」のイベントの一環として、19日、同校ブライダル部主催による結婚式が行われた。創部15年になる同部は顧問の細野道代教諭によると、「全国的にも珍しい部活動」。現在、同校の生徒21人が在籍している。

 普段はブライダル業界の仕事に関する調べ学習を行ったり、市内のレストランSALLY TABLE(サリーテーブル)から接客マナーや配膳などのサービスの仕方などを学んだりしている。実際の結婚式に入り、式の手伝いをすることもあるという。
 部としての目標は「高校生が結婚式をプロデュースすること」。コロナ禍でなかなか動き出せずにいたが、今年の春、実際に結婚式を企画しようという話が持ち上がった。式を企画・運営するにあたりブライダルプランナーの佐伯エリさんを監修に迎え、6月頃から動き出した。
 結婚式企画の告知と募集は7月くらいから始めた。チラシを店に置いてもらったり、インスタで情報発信したり、地元のラジオ局で告知をしたりする中で、同校出身で元ブライダル部の部長だった鈴木七夕華さん(22)が手を挙げた。

 当日、同校体育館の脇の屋外スペースに式場が設けられ、新郎の鈴木凜太朗さん(22)と新婦の七夕華さんの結婚式がとり行われた。
 式場には高商祭の来場者や在校生が詰めかけ、たくさんの参列者に見守られる中、新郎新婦は愛を誓い合った。誓いのキスの場面では参列者から歓声と拍手が沸き起こった。

【写真】結婚式の様子

【写真】新郎新婦とブライダル部の結婚式企画メンバー


 結婚式企画の中心メンバーの一人である3年生で同部副部長の春山実咲さんは「学校内が会場ということもあり、いろいろ制限があった。その中でどうすれば喜んでもらえるのか苦労した。(新郎新婦の)二人が喜んでいる様子を見て、やって良かった」と感想を話した。
 新婦の七夕華さんは式後の取材で「多くの人に祝ってもらえて幸せ。後輩たちが頑張っている姿を見られたのも嬉しいし、参加者に高商のブライダル部の存在を知ってもらえたのも嬉しい」と喜びを語った。

(編集部)

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