【群馬】大学・短大進学者55.5%で過去最高を更新 公立高卒業者の進路ー県教委
群馬県教育委員会(平田郁美教育長)は20日、25年3月に公立高校(中等教育学校含む)を卒業した生徒の進路状況を報告した。
卒業者数は1万324人で、その内、大学進学者が5,970人で全体の52.7%を占め、昨年に引き続き過去最高を更新した。短大を含めると55.5%で6年連続増加している。
(データ提供:群馬県教育委員会)
大学進学者が増加しているのは全国的な傾向で、その背景について県教委では「文科省の『高等教育の修学支援新制度』など奨学金制度の拡充も関係しているのではないか」と分析する。一方で、専修学校・各種学校の進学者は19%(2,156人)と昨年と比べ0.2㌽減少した。
また、就職者については18.5%(2,099人)で昨年と比べて1㌽下がった。高卒の就職者の割合は全国的にも減少傾向が続いており、昨年度は14%と、ここ5年で最低を記録した。群馬県は全国に比べて就職者数の割合がやや高いものの、4年連続で20%割れの状況が続いている。産業別に見ると製造業への就職が52.1%と最も多くなっている。
(編集部)
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編集部より 記事は配信日時点での情報です。