エアロビック世界大会、本県選手が大活躍!
スズキワールドカップ2017 第28回エアロビック世界大会が、4月22日(土)~23日(日)、大田区総合体育館(東京)で行われた。
本県から出場した斎藤瑞巳(群馬大)がシニア男子シングルで優勝、北爪凜々(太田市行政管理公社)がシニア女子シングルで優勝、シニアトリオでは金井拓海(大東文化大)・斉藤瑞巳・北爪凜々が優勝を果たした。 その他にも本県選手の活躍が目立った。
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エアロビックに詳しい神奈川在住の若林さんの話では「群馬はSKJ、ジムナという強いジムがあります。特に斎藤、北爪、金井のトリオは別格です」と話す。
群馬県太田市はSKJの本拠を構えていて、知る人ぞ知る「エアロビック王国」だ。太田市で生まれ育った斎藤・北爪・金井の3選手はSKJで腕を磨き、世界レベルまで到達した。
東京新聞の記事によると、エアロビックの起源は米国のケネス・H・クーパー博士が1967年に提唱した運動処方理論「エアロビクス」にあるという。その後に派生したエアロビック・ダンスやエクササイズがスポーツとして発展した。
日本では84年に初の競技会「ドールカップ全日本エアロビック選手権大会」が開かれた。現在、世界約80カ国・地域で行われている。国内の競技人口は約1,600人とまだまだマイナー競技だ。有酸素運動のエアロビクスと混同している人も少なくない。
当日、大田区総合体育館で観戦した若林さんは「マイナー競技ゆえ、記事になることも少なく、競技の魅力を伝えるのが難しいのが現状。群馬県は杉原先生、神尾先生のご尽力で強豪チームが2つもあるところ。ぜひ広めてください」と熱く語る。
当日の競技の模様は4月29日(土)16:00〜16:50、NHK BS1で放送される。
(編集部=峯岸武司)