プログラミング「楽しかった」 黒保根小児童17人、群大生から学ぶ
黒保根小学校で14日と22日の2日間、同校児童を対象にしたプログラミング教室が開かれた。黒保根学社融合推進委員会が主催したもの。児童は大学生の手ほどきを受けながら、ゲームなどを通じてプログラミングの技術を学んだ。
講師を務めたのは群馬大学の学生団体「プロフェッショナル・ピエロ・プログラミング・サークル(PPP―C)」(山下畔乃代表=理工学部電子情報理工学科4年)=の3人。同サークルは桐生・荒牧両キャンパスを拠点に自治体主催のプログラミング教室やシステム開発協力などをしている。
22日は1~6年生の17人が参加。児童らはプログラミング言語「スクラッチ」を利用し、クリスマスツリーの飾りつけやサンタの歩く方向と歩数をプログラムして落とし物を拾わせるゲームなど、クリスマスにちなんだ課題に挑戦した。参加した3年の高橋尚汰さんは「授業から一歩踏み込んだ内容で、自分が作った素材をプログラムするのが楽しかった」と声を弾ませた。山下代表は「プログラミング体験を通じて、子どもたちに論理的な思考力を育んでもらえれば」と話した。