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朽ちゆく古刀を未来へ――桐生のレトロ雑貨店主、高井さんがクラウドファンディング

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朽ちゆく古刀を未来へ――桐生のレトロ雑貨店主、高井さんがクラウドファンディング

文化

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2025.12.23 
tags:クラウドファンディング, ファンディング桐生, 淡竹89, 無銘の短刀 桐生

 3年前にさいたま市から桐生市へ移住し、レトロ雑貨店「淡竹89(はちく)」を開業した高井千恵さん(58)が、桐生に残る歴史文化の保存につなげようと、古民家で見つかった古刀の修復費用を募るクラウドファンディングを始める。期間は2025年12月20日から2026年2月22日まで。目標金額は50万円で、「CAMPFIRE」「ファンディング桐生」を通じて支援を呼びかける。

 修復を目指すのは無銘の短刀で、全長28.1センチ、反りは0.9センチ。作者や年代、刃文は不明で、全体に錆が見られるという。美術的な評価が定まっている名刀ではないものの、桐生の古民家に残されていたことから、地域の暮らしや歴史を静かに物語る存在だ。

 

 

 

 高井さんは「この刀は高額な美術品ではありませんが、古く朽ちて消えていくものを『仕方がない』と見過ごしたくない」と話す。刀剣の修復を通じて、地方に眠る文化財の存在や価値に目を向けてもらい、保存への意識を広げることが狙いだ。「桐生の新たな歴史的魅力を発信するきっかけにしたい」と意気込みを語る。

 支援額は1,000円から3万円まで設定され、返礼品には草木染の御刀枕や包丁研ぎ、文鎮、小刀、梅田茶ようかんなど、高井さんの店ならではの品々が用意されている。

 クラウドファンディングは「CAMPFIRE」「ファンディング桐生」で公開されており、資料や画像も閲覧できる。高井さんは「小さな取り組みでも、文化を守ろうとする思いが次の世代につながっていけばうれしい」と話し、広く協力を呼びかけている。

(編集部)

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編集部より 記事は配信日時点での情報です。

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