【特集】県内高校、群大医学部医学科の合格力ー最新年度(平成29年度)版
みんなの学校新聞は、平成29年度の県内にある高校の群馬大学医学部医学科への進学者数を調べた。
同大医学部医学科は、開成、麻布、桜蔭などの首都圏の難関高校出身者が数多く在籍している。そのため、同大の他学部に比べ、県内高校の出身者の比重は少ない。今年度は医学科の入学者108名のうち、県内高校出身者は31名で定員の28.7%だった。医学科入学者の県内高校出身者の割合はここ5年30%超で推移していたが、今年度初めて30%を割り込む格好となった。
■過去6年の医学部入学者県内外比率の推移
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高校別にみると、前橋高校・高崎高校が前年に比べ大きく数を減らした一方、前橋女子高校が前年の2倍にあたる6名の入学者を出した。過去5年入学実績のなかった富岡高校と新島学園からそれぞれ1名の入学者を輩出した。ぐんま国際アカデミー(GKA)も2名と健闘した。
■過去6年の医学部医学科の県内高校別入学者数
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(編集部=峯岸武司)
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