ホーム

»

学校ニュース

»

渡辺紗さん(樹徳中3)最優秀賞 少年の主張群馬県大会で

学校ニュース

一覧はこちら

渡辺紗さん(樹徳中3)最優秀賞 少年の主張群馬県大会で

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2022.09.28 
tags:少年の主張, 樹徳中学校, 群馬県大会

渡辺紗さん

写真を拡大

 第44回少年の主張群馬県大会で、東毛地区(桐生市、みどり市、太田市、館林市、邑楽郡)代表として出場した桐生・樹徳中学校3年の渡辺紗(すず)さん(14)の発表が最優秀賞に輝いた。渡辺さんは「幸せの輪」と題し、他者に喜びを与えることが自らの幸福にもつながるのだと、実体験をもとに語り掛けた。16人いる地区代表の中でただ一人の最高賞に「正直驚きました」と笑顔を見せる。今後、10月中の審査で全国12ブロックの代表が決まり、11月13日に全国大会の審査結果が公表される。


 新型コロナウイルス感染防止のため、17日に県公社総合ビルで開催予定だった県大会は取りやめに。9月上旬、各地区大会での発表の様子を収めたビデオにより、審査が行われた。


 その結果、県東部教育事務所管内の東毛地区大会で最優秀賞を受賞した渡辺さんの発表が、県大会でも最優秀賞に選ばれた。


 自身の体験をもとに主張を展開した渡辺さんは、「貧困で苦しむ同世代の子どもに興味があった。支援策を調べると、いくつもの方法があることに気付いた」という。「自分の実践を伝えることが、誰かの行動を促すきっかけになることもある」と、これも事例で紹介した。


 思いがけない最高賞に「ピアノの発表会よりも、緊張せずに発表ができた」と目を細める。


 樹徳中で国語科教諭の靜野恒一さんは「自分の気持ちを大切にしながら、伝えたいことを素直に表現できている」と、渡辺さんの発表を評価していた。

ページのパスを確認してください

ページトップへ