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春高バレー 女子・西邑楽も初戦敗退、大埼主将ら地元3選手も奮闘

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春高バレー 女子・西邑楽も初戦敗退、大埼主将ら地元3選手も奮闘

スポーツ

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2023.01.06 
tags:春高バレー, 西邑楽

高さを生かした誠英の攻撃をブロックする大崎①と星野⑤(東京体育館で)

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 「春高バレー」の愛称で知られるジャパネット杯「第75回全日本バレーボール高校選手権大会」は5日、男女の2回戦が東京体育館(渋谷区)で開かれた。群馬県の女子代表として2年ぶり8回目の出場となった西邑楽(鬼塚雛子監督)はシード入りし、2回戦からの登場。桐生市立清流中学校出身の大埼まりん主将(3年)を中心に奮闘するが、誠英(山口)の高さを生かした攻撃を抑えきれず、セットカウント0―2で敗れ、初戦突破はならなかった。

 

 ◆女子▽2回戦
誠英 2―0 西邑楽

 

 身長170㌢超えの選手が多く、高さを生かした攻撃と守りで高校総体ベスト8、栃木国体ベスト16と、全国大会でも結果を残してきた誠英。

 

 対する西邑楽は「平均身長が低いため、守備の強化を続けてきた」と鬼塚監督。また、本来、両レフトを軸にしたコートを広く使った攻撃が強みだが、誠英対策として173㌢とチームで一番の高身長である星野美優(3年)=桐生市立桜木中出身=のセンター戦を軸に攻撃を展開。しかし、「ブロックを打ち抜くことができても、レシーブで拾われてなかなか決まらず。また、守りではブロックで触ることができても、止めるまではいけなかった」と星野は悔しがる。

 

 焦りからかミスも重なり、連続得点を許す中、「春高バレーの経験があるのは自分だけ。『大丈夫』と声を掛け続けた」と大埼。第1セット終盤にリベロの橋本晴(1年)=みどり市立大間々中出身=が交代出場し、好レシーブでチームを盛り上げ、第2セットもラリーに持ち込むが、地力に勝る誠英の攻撃を止められず、15―25でストレート負けを喫した。

 

 それでも大埼主将は「強い相手と戦えて、悔しいよりも楽しい気持ちが大きい。この3年間で技術的にも人間的にも成長できたので、卒業後もバレーを続けたい」、星野は「3年生全員でコートに立つことができ、一番の思い出になった」、橋本は「3年生と全国の舞台に一緒に立ててうれしい」などと話していた。

桐生タイムス

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