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学校訪問 四ツ葉学園探訪記2017① キャリア教育編 

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学校訪問 四ツ葉学園探訪記2017① キャリア教育編 

中学入試

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.09.21 
tags:四ツ葉学園, 四ツ葉学園中等教育学校, 四ツ葉学園 キャリア教育

校舎は伊勢崎市内の静かな田園地帯に位置する。広々としたとてもきれいな学校だ。

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 2年前に配信した弊紙記事「学校訪問 四ツ葉学園探訪記」は現在でもアクセスを集める人気記事だ。一時は「四ツ葉学園」で検索すると、学校ホームページの次に来るくらい読まれていた。
 それだけ「四ツ葉学園」に対する世間の関心度が高いということの裏返しでもある。
 2年も経過すれば、学校の状況も変わってくる。最新の「四ツ葉学園事情」を探るべく、学校を取材した。
 
 のびのび学べる6年間
  今でもまだ誤解されている面もあるが、「中等教育学校」は中学でも高校でもない新しい学校形態である。学校教育法上でも「中学校」、「高等学校」という項目とは別に中等教育学校という項目がある。中高一貫校と一くくりにされることも少なくないが、併設型の中高一貫校は「○×中学高校」と表記されることが多く、途中での編入組を受け入れているケースも多い。これに対して、中等教育学校は「6年間の一貫教育」を前提に運営されている。したがって、原則、途中での転出転入は想定していない。
 公立の中等教育学校は群馬県内には2校。群馬県立中央中等教育学校と伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校(伊勢崎市)だ。小6卒業時に入学した120名は6年生(高校3年生)までずっと一緒に過ごす。

 


 四ツ葉学園には現在、伊勢崎市内からおよそ6割、それ以外の4割は桐生市・太田市・前橋市といった周辺部から通学している。「中には中之条の方から通っている生徒もいます」と田島公基校長は話す。 

 「個性的な子でものびのびやれる環境です。安心して自分らしさを出せる雰囲気ですね。みんな仲良しです」。田島校長は学校の雰囲気をこう語る。 
 実際に通学する生徒に聞いてみた。「ちょっとオタクだったり、個性的な子がいても仲間外れにすることはないですね。仲がいいですよ」。こう話すのは現在6年生のYさん。現在、大学受験に向けて猛勉強中だ。
 
四つ葉制服
【写真】四ツ葉学園の制服
 
 6年かけて自分の将来を描く”キャリア教育”
 四ツ葉学園では6年間の一貫教育のメリットを生かしたカリキュラムが編成されている。その中で柱となるのが、キャリア教育とグローバル教育だ。
 キャリア教育について、田島校長は「6年間かけて生徒が社会と関わっていくことがイメージできるようなプログラムを組んでいます」と話す。
 同校では1・2年次を「基礎期」、3・4年次を「充実期」、5・6年次を「発展期」と位置づけ、それぞれの段階にあったプログラムを配置している。
 「基礎期」(1・2年次)には「グローバル体験学習」というプログラムが設けられる。これは「伝統文化」「環境」「多文化理解」「ものづくり」の4つの領域について、座学や体験学習を通して探究する時間だ。
 2年次には「グローバル体験学習」を踏まえて、興味関心の高い1領域について都内の大学を拠点にした「アカデミックキャンプ」が行われる。
 今年は8月30日(水)から2泊3日で早稲田大学や東京大学を拠点に開催された。期間中に学んだことを共有するために、プレゼンテーションを行う機会を設けているそうだ。
 また2年次は30名ほどの社会人講師を招き、職業や社会人としてしての生き方を感じる場として社会人への取材活動を行う。
 3・4年次の「充実期」にはCareer Discovery in Tokyoというプログラムが用意され、東京の大手企業や総合大学を訪問し、取材する。
「企業が相手なので難しい面もありますが、実際に子どもたちにアポイントメントをとるところからやってもらいます」(田島校長)
四つ葉 CD【写真】Career Discovery in Tokyo(昨年)の様子
四つ葉 大学突撃取材【写真】大学突撃取材の様子(昨年)

 偏差値や知名度といった表面的な要素で進路選択するのではなく、自分の将来を見据えた進路実現を志向するのが「四ツ葉学園」の目指すキャリア教育だ。4年次に行われる大学突撃取材の狙いもまさにその点にある。
「大学でどういったことを学ぶのか。実際に通っている学生にも取材してもらいます。オープンキャンパスのような形の決まったものを見に行くのではなく、生の大学の姿にふれるよい機会になっていると思います」(田島校長)
(編集部=峯岸武司)

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