群馬県公立高校入試 入試の講評について塾の先生にお願いしてみた◆理科編
今年度の群馬県公立高校の入試問題について、難易度や特徴などはどうだったのか。県内の学習塾の先生に講評していただいた。
■例年と比べて難易度はどうでしたか?
■講評
問題の質の面での評価 ★★★☆☆
問題の構成は例年通り。大問1が小問集合、2~6が物理・化学・生物・地学各分野からの出題で、実験や観察を題材とした対話形式であった。 細かい計算や答えづらい記述問題は少なく基礎的な知識を問う問題が多かったので、上位校ではあまり差がつかず、問題の読み間違いや読み飛ばしなど、知識ではないところで差がついてしまったのではないか。
今年の問題の中では大問3(3)③、4(3)①が解きづらかったのではないかと思うが、難問ではない。
実験や観察に関する問題が多いので、1・2年生は普段の学習態度がかなり影響すると思われる。実験の目的やそこで行う各操作の目的等をしっかりノートにまとめておくことが今後役に立つので、ぜひ積極的に授業に参加してほしい。
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