「東毛にすばらしい進学校があることを知ってほしい」ー太高・太女・桐高3校の合同学校説明会、開催
桐生高校・太田高校・太田女子高校による3校合同の学校説明会が、26日に桐生高校(新井高広校長)で行われた。説明会は中学校教員向けと学習塾講師向けの二本立てで実施された。
今回の合同説明会は、桐生高校が太田高校と太田女子高校に企画を持ちかけたことで実現した。ライバル校とも言える3校が一堂に会した意図について、桐生高校の七原登教諭は「少子化が進む中、東毛地区以外の高校へ生徒が流出している現状がある。地域外に出なくても、東毛には素晴らしい高校があることを進路指導に携わる教育関係者に知ってもらうため」と話した。
各校の持ち時間は約30分。担当教員がスライドを使いながら、教育目標や学校の特色、卒業生の進路、入試概要、学校説明会の日程などを紹介した。
高校のホームページで説明会の情報を知って参加したという開倫塾(本部・足利市)の角野大介さんは、「公立校のライバル同士が同じ場に集まって説明会を開くのは画期的だと感じた。伝統校とはいえ、少子化による生徒募集への危機感が伝わってきた。貴重な情報が得られたし、今後も継続してほしい」と感想を語った。
(編集部)
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