みんなで八木節踊ろう! 伝統芸能を通して地域交流 桐生特支県立移管10周年事業
桐生市菱町2丁目の桐生特別支援学校(齋藤由香 校長)は14日、同校体育館でお祭り芸能集団「田楽座」(長野県伊那市)を招いて鑑賞会を開き、児童生徒と地域住民らが交流した。
今回は障がいのある子どもたちへの理解を深めてもらおうと、PTAが県立移管10周年の記念事業として主催。体育館では全国各地で伝統芸能を披露する田楽座のメンバー6人が「花笠音頭」「獅子舞」「笠踊り」「水口囃子」など8演目を上演した。
みどり市大間々町出身の同座メンバー相良逸枝さんは、獅子舞に頭を噛んでもらうと、邪気払いになるとの言い伝えを説明。「桐生市は日本一暑い街。夏バテしないように元気に過ごしてほしい」と獅子頭を児童らに近づけ、無病息災を願った。
北海道の民謡「ソーラン節」では、漁師たちを演じたメンバーの勇ましい踊りと迫力ある掛け声に、児童からは「かっこいいい」「すごい!」との歓声が上がった。
大トリには教職員たちで構成した八木節チームが歌詞を書き換えた同校オリジナルの「きりとく八木節」を披露。参加者約100人が篠笛や太鼓のリズムに合わせて、輪になって、踊りを楽しんだ。

参加した同校中学2年生の生徒(13)は「激しい踊りや演奏がすごかった。日本の伝統文化を直に感じた。また学校に来てほしい」と話し、笑顔を見せた。
同校は1962年に「桐生市立第二養護学校」として開校し、その後、校名変更や移転を経て、2017年に県立移管となった。現在は小学部15人、中学部18人、計33人が就学している。
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