群馬県内の待機児童数、減少傾向にー2日
群馬県こども未来部子育て・青少年課は2日、平成29年4月1日現在の県内の保育所入所待機児童数を発表した。それによると、県内の待機児童数は昨年の同時期より3人減の2人であることが明らかになった。2人はいずれも玉村町の児童だ。
県内保育所および認定こども園などの定員数は46,794人となり、前年に比べて722人増加した。
■群馬県内の待機児童数の推移
■群馬県内の保育所などの定員数の推移
(グラフ上下とも保育所等利用待機児童数調査より)
厚生労働省は今年3月31日、平成28年4月1日時点の待機児童に関する年度途中(10月1日時点)での状況を取りまとめ、公表した。今回の県の発表と調査の時期は異なるが、全国の待機児童数は47,738人で、前年同期と比べて2,423名増加。全国的に見ると依然として待機児童の問題は深刻な状況といえる。厚労省の調査によると、最も多かったのは東京都で、12,232名にのぼった。
群馬県では保育所などの定員増が順調に行われ、待機児童数は年々減少傾向にある。
(編集部=峯岸武司)