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編集長に聞く 秋の教育セミナーへの思い

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編集長に聞く 秋の教育セミナーへの思い

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2017.09.23 
tags:みんなの学校新聞, みんなの学校新聞 秋の教育セミナー
 みんなの学校新聞が10月20日(金)に前橋市民文化会館で「秋の教育セミナー」を開催する。当初有料だったセミナーは無料で参加できるように変更された。弊紙編集長の峯岸に、非常勤(?)編集部員の上別府美生(ペンネーム)が、セミナー開催にかける思いなどを聞いた。

ーーまず初めに、最初有料セミナーとリリースして、無料化した意図を聞かせてください。
「これは、大変お恥ずかしい話ですが、こちらの訴求力が弱くて、想定した人数に届かなさそうだったから、というのが本音です。講演していただく方々は第一線で活躍されているその分野のスペシャリストです。それだけにできる限りたくさんの人に来てほしいという思いで無料にしました。もちろん、有料といっても、経費との兼ね合いでとんとんって見込んでましたから、そもそも営利目的ではありませんでしたが…」

ーーずいぶん、太っ腹ですね。
「当然、赤字確定です(笑)。でも、これはみんなの学校新聞という媒体だけの問題ではないと思っているんです。講演していただく方にも、群馬の教育業界は元気だなと思って帰っていただきたいですし。おおげさに言えば、群馬を背負っている覚悟です。たしかに無料にするか否かはすごく悩みましたが、500円とか中途半端な費用をいただくよりはすっきりするかなと。セミナーを成功させることは主催した以上、最大のミッションです。その成功の指標は、どれだけたくさんの方々に来ていただけるかだと思っています」

ーー無料って警戒されませんか。
「そうですね。世の中にはあやしい無料セミナーありますもんね。でも、このセミナーは営業目的・営利目的では一切ありません。高額商品買わされちゃったなんてこと絶対にありませんからご心配なく。なにより群馬県教育委員会の後援をいただいてるわけですから、粗相はできません(笑)」
 
ーー今回、セミナーを開こうと思ったのは?
「自分がこういう研修好きなんです。メディアというフィルターを通すのではなく、一次情報、生の声を聴きたい。ただ東京に出ないといけなかったりしますよね。それを群馬でやりたかった」

ーー横浜翠嵐高校を選んだのは?
「たまたまインターネットの小さな記事で、横浜翠嵐高校の進路実績の躍進を取り上げている記事を読みました。瞬間的にこの話、面白いし、『ぐんまの教育を元気に!』という、このサイトの編集方針にぴったりの話だと思ったんです。で、後先考えずに翠嵐高校の校長先生に電話したら、とても好意的なお返事をいただきました」
 
翠嵐高校【写真】神奈川県立横浜翠嵐高校の校舎風景
 
ーー当日はどんなお話が聞けそうですか?
「当日は進路指導主事の先生と、この春、卒業生を送り出した担任をされていた先生がいらっしゃいます。大局的な進路指導、学校改革のお話だけではなく、教室現場で子どもたちとどう関わり、モチベーションを高めてきたかといった具体的なお話もしてくださると聞いています。今、もう少し具体的な内容を紹介していただけるよう、翠嵐高校にもお願いしています。しばらくしたら、それもご案内できると思います」

ーー東大はうちの学校には縁がないなということはないですか?
「東大はあくまで象徴的な事例で、子どもたちの進学へのモチベーションを高めるというのはどの学校でも課題の一つだと思うんです。ポイントは進学実績を躍進させた秘訣は何かという点です。東大じゃなくてもそれは共通することだと思うんです。その意味で、日々の教務のヒントになるような場にしたいですね」
 
ーー安田賢治先生をお招きした理由は?
「もうこれは大学入試制度のスペシャリストだからです。大学通信といえば、サンデー毎日や週刊朝日、ダイヤモンド、東洋経済など名だたるメディアに大学入試情報を提供しているシンクタンク的存在です。実は自分は一度、東京で開かれた安田先生の講演に参加したことがあり、その人脈・情報量に圧倒されました。いずれは自分たちでもやりたいなと思っていました」
 
安田賢治さん
【写真】大学通信・取締役 安田賢治氏
 
ーーこれも電話ですか。
「はい。基本電話です(笑)。結構、厚かましい人間なので、面識とか関係なく、電話してしまいます」
 
ーーどんな方に参加してほしいですか?
「だれでもと言ったら漠然としてますよね。ペルソナっていうんですか。そういうものを描くとすれば、大学受験を志す高校生を指導している教職員の方々や塾・予備校の講師の方々ですかね。でも、大学入試改革って実は保護者の皆さんも知りたいテーマなんですよね。その意味で、特に職業的な縛りはなく参加していただけます。自分的には教職を目指す大学生や院生にも来てほしいですね」
 
ーーさいごに何かひとこと。
「来てよかったと思っていただける場にしたいと思っています。無料にしましたので、以前よりは気軽にご参加していただけるようになりました。興味のある方はぜひご参加ください」
 
(聞き手=上別府美生)
こちらからお申込みいただけます。
 

 
 

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