「心震えることを」瀬谷さん講演 大間々高で開校記念式典
県立大間々高校(高橋みゆき校長)の開校記念式典が12日、同校体育館で開かれた。式典後に行われた開校記念講演会では、桐生市新里町出身で、NPO法人REALs理事長、JCCPM取締役の瀬谷ルミ子さんが「争いを防ぎ、社会を平和にする取り組み~高校生で志した世界で働く仕事とは~」と題し講演を行った。
瀬谷さんは世界の紛争地で武装解除や平和構築を行う紛争解決の専門家。講演では生徒たちに向けて、自身の活動や経験を踏まえて、人生を切り開くために必要なことについて語った。
瀬谷さんは自身が紛争解決の専門家を目指したきっかけについて「自己肯定感の低い子どもで、世の中に必要とされるためには、人と違った部分が必要だと思っていた」と振り返り「進路選択に悩んでいた高校3年生の時、新聞でルワンダで民族対立が原因の紛争によって難民になった親子の写真を見た。紛争解決の専門家になることが、自分の進路になるのではないかと思った」と話した。
また、紛争地での民族対立やテロリストによる若者への勧誘活動を防ぐ活動について「たった一人の若者がテロリストになることを防ぐことで、数十人の命が救える」と話し、争いを予防することの重要性についても語った。
瀬谷さんは最後に「自分の人生を切り開くために、何をしていいかわからないという人は、自分がどんなことに心が震えるかを知ることが大事。自分がやっていて楽しいこと、苦も無く努力できることを探して」と生徒たちに語りかけた。