みんなで創る 投稿型広域学校新聞

　冬至を過ぎておだやかな陽光に包まれた２３日、みどり市立幼稚園、小・中学校は２学期の終業式を行い、給食の後、子どもたちは冬休みに入った。クリスマスやお正月など、家庭での楽しい行事が待つ期間。先生たちは「新しい年、３学期に向けて目標を立てる冬休みにしましょう」と引き締めていた。

■「新しい年へ目標を」　あすから楽しい冬休み
　大間々北小（宮下玲子校長、児童数２２６人）では、体育館が改修工事中でもあり、新型コロナウイルス感染症対策期間中に整備され進化したリモートシステムで、宮下校長が各教室の児童にパワーポイントを使って語りかけた。防寒と体育館への移動時間が省けるメリットもある。

　宮下校長は「２学期、みんなよく頑張りました。たくさんの外部講師に来ていただきましたが、大間々北小の子はあいさつがよくできて、集中して話を聞いてくれるとほめてもらいました」と振り返り「冬休みは目標を立てよう。お手伝いをしましょう。交通事故ゼロを続け、健康に気をつけて。１月７日にそろって元気に集まりましょう」と呼び掛けた。

　１年１組（２７人）では高橋綾先生が一人一人に通知表を手渡し、２学期に頑張ったこと、３学期に頑張ることを聞いた。２回目の通知表をドキドキしながらもらった子どもたちに「勉強も大事ですが、みなさんは人なので、右の行動のページも大事。係の仕事や普段の行動に丸がついています」と高橋先生。子どもたちは自分の「あゆみ」を確かめていた。

■桐生市はあす実施
　桐生市立幼稚園、小・中学校は２４日に終業式、３学期は来年１月１１日に始業となる。

群馬県内の市町村立小・中学校冬季休業日程（令和３年度）

（引用：群馬県ホームページから）