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地区内外から関心高く 義務教育学校「黒保根学園」説明会に32人参加

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地区内外から関心高く 義務教育学校「黒保根学園」説明会に32人参加

教育全般

みんなの学校新聞編集局 
投稿日:2021.12.22 
tags:小中一貫, 義務教育学校, 黒保根学園

黒保根小・林三樹夫校長の案内で校舎内を見学する参加者たち

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 桐生市初の小中一貫義務教育学校として来年4月に開校する「黒保根学園」の説明会が21日、黒保根小学校で開催された。黒保根地区外もふくめ32人が参加し、豊かな自然環境の中での特色ある教育活動や、地域との連携などの学校像の紹介を受けた。

 

 現在の児童生徒数は黒保根小28人、黒保根中24人の計52人。黒保根学園は小学校を改修して義務教育課程9年間を同じ敷地内で学び、全職員で指導にあたる。4・3・2制とし、前期ブロック(1~4年)は学級担任制で45分授業、中期ブロック(5~7年)から教科担任制で50分授業、後期ブロック(8~9年)は進路を見据えた学力・能力を育む。

 

 教育内容は「少人数を生かした個に応じた指導」「英語教育、国際理解教育の推進」「地域に根差し地域と連携・協働」の3本柱。1年生から英語活動を行い、3年生から教科としての英語を指導。40年来交流を続けている東京の西町インターナショナルスクールとの行き来も特徴だ。ICT(情報通信技術)環境も整備した。

 

 部活動は卓球と陸上で、希望する児童は5年生から週1回ほど参加が可能。地域と協力した「黒保根学の探求活動」や合同行事も実施する。

 

 小規模特認校として、桐生市内全域からの通学が可能だが、スクールバスは地区内のみの運行のため、送迎は基本的に保護者が行う。また定員は各学年20人とし、入学許可者が定員を超えた場合は抽選となる。

 

 校舎内を案内された参加者たちは、特に専属講師による放課後英会話教室の様子をじっくり見学。その後体育館で説明会が行われた。市教委の担当者と、現小・中校長が準備状況や入学申請手続きのほか、校歌、校章、制服・体育着などについて説明。特に質問は出なかった。学校見学は随時受け付ける。問い合わせは市教委(電0277・46・1111、内線688)へ。

 

 

 

 

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