年明け初舞台、元気届ける 桐生清桜高和太鼓部
足利・子ども伝統芸能総合プロジェクト「地域伝統芸能体験成果発表会」(足利市みどりと文化・スポーツ財団、足利市教育委員会主催、桐生タイムス社など後援)が10日、足利市民プラザ文化ホールで開かれ、県立桐生清桜高校和太鼓部(石田匠部長、部員24人)が出演。全国レベルの力強い演奏を足利市民に披露した。
同部は桐生西高校時代の2006年に創部。桐生南高校との統合後も継続して活動しており、桐生市のイベントや保育園での演奏など和太鼓を通しての地域交流などを行っている。昨年夏には第45回全国高校総合文化祭「紀の国わかやま総分2021」の郷土芸能部門に出場するなど活躍している。
体験成果発表会は子どもたちへの地域伝統芸能の普及や各団体の交流の場として文化庁文化芸術振興費補助金などの助成を受けて毎年実施されており同和太鼓部も〝桐西〟時代に出演してきた。
同日は新年初ステージということで、代々受け継がれているというオリジナル曲の「宴~うたげ~」を18人で演奏。来場者から大きな拍手を受けていた。石田部長(2年)は「気持ちよく演奏ができました。完璧です」とし、「夏には関東大会があるので、それまでにもっともっと演奏を仕上げて、桐生清桜和太鼓部の演奏はすごいと思ってもらえるようにしたい。そして優勝を果たしたいです」と話していた。
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