公立高校で入学式、新入生晴れやかにー8日
群馬県内の多くの公立高校(桐高・通信制は13日、前橋清陵高・通信制は16日、高崎高・通信制は20日に実施)で8日、入学式が行われた。このうち県立桐生清桜高校(今井貴子校長、生徒数712人)では、保護者や教職員が見守る中、236人の新入生が入学式に臨み、期待に胸を弾ませながら高校生活のスタートを切った。
同校体育館で行われた入学式では、担任教諭から名前を呼ばれた新入生が、返事をして起立するセレモニーをクラスごとに実施。新入生全員の点呼終了後、今井校長が全員に入学許可を出した。
今井校長は式辞で「学び続ける力、多様性を尊重する心、失敗を恐れない勇気。本校で培う3つの力こそが、みなさんの未来の羅針盤となる。勉学や部活動に励み、友人と交流する中で、新しい自分を発見し、大きく成長してほしい」と新入生に呼び掛けた。
新入生を代表して吉田莉彩さんが宣誓。「高校生活への不安は尽きないが、それ以上に期待で胸を弾ませている」と今の心境を語りつつ、「桐生清桜高校の一員として主体的に行動し、尊敬し合いながら笑顔で高校生活を送ることを誓う」と宣言した。
校歌紹介では、新入生の前に野球部員がずらりと並び、吹奏楽部員の演奏に合わせて校歌を斉唱。新入生は真剣な表情を浮かべながら、これから何度となく歌うことになる母校の校歌の旋律に耳を傾けていた。
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