清桜生 企業の課題解決を提言します! 探究発表会で18社の企業担当者を前にプレゼン
桐生清桜高校(今井貴子校長)で17日、企業と連携した課題解決学習の最終発表会が行われた。
同校では探究活動の一環として2年生237人が連携する地元企業18社ごとに少人数のグループを作り、6月から各企業が抱えている課題についてヒアリングなどを行ってきた。持ち帰った課題をグループの中で話し合いながら、約半年かけて解決策を練り上げた。
同校体育館で行われた発表会。ステージ前には18社の企業担当者が横一列に並び、登壇し発表した生徒たちもいささか緊張気味。1グループ6分の持ち時間で18グループが発表した。
廃棄物を扱う企業が抱える従業員の高齢化と人材確保の問題。これに対して、生徒たちは実際にイメージキャラクターを作り、若者が親しみやすさを感じてもらえる求人広告を作ってみたらどうかとプレゼンした。
またSNSにFacebookしか活用していない企業には、若者が利用しているSNSはインスタなどが主流でFaceBookでは若者には届かないとSNS世代ならではの鋭い提案もあった。
紅白生花店を担当したグループは、ポイントカードの作成、移動販売の実施、フラワーアレンジメント教室の再開を提案。11月の中間発表の際には同社の増山大祐社長から厳しい指摘も受け、提案をブラッシュアップしたという。
発表した今綺乃さんは「体験させてもらったフラワーアレンジメントを母親にプレゼントしたらすごく喜んでくれたので、お客様にもこういう体験を花屋さんを通じてしてほしいと再開を提言した」と話した。
(編集部)
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